
子犬用フードとは総合栄養食のひとつであり、およそ1歳までの子犬に与えるフードのことです。
胃が小さく少しずつしか食べられない子犬用に、少量でも効率よくエネルギーがとれる栄養バランスとなっています。
体の成長に合わせた食事を選んであげて、効率よく栄養を摂れるようにすることが重要です。
それでは、子犬用フードの3種を見ていきましょう。
哺乳期用フード

いわゆる「代用乳」です。犬の母乳の成分をもとにした犬専用のミルク(粉ミルクと液状ミルクの2タイプがある)を利用します。
与える期間は、およそ生後4週齢前後までです。
子犬に人間用の牛乳を与えると、消化不良による下痢、腸内ガスの産生、肥満の原因となるから必ず犬用のミルクを利用するようにしましょう。
離乳期用フード

いわゆる「離乳食」です。生後4週齢前後から、徐々に消化の良いフードを与え始めていきます。与える期間はおよそ生後8週齢前後までです。
ドライフードを与える場合はふやかして、ペースト状にしてあげると消化しやすいですね。
成長期用フード

生後8週齢を過ぎたら、少しずつ栄養価の高い「子犬用(パピー用/成長期用)」のフードへと切り替えていきましょう。
与える期間は、
超小型犬:生後8~9ヶ月頃まで
小型犬:生後8~9ヶ月頃まで
中型犬:生後10~12ヶ月頃まで
大型犬:生後17~18ヶ月頃まで
を目安としてください。
成長期以降もそのまま子犬用のフードを食べさせてしまうと、栄養過多による肥満や病気の原因となりやすくなるため注意しましょう。
成犬用フードに移行するタイミングを悩まれる方は、動物病院で体格や体重を診てもらい、フードの切り替えを考えると安心ですね。
最後に
子犬の消化器官はまだまだ未発達です。食べた物を消化吸収する機能が完璧ではないため、胃腸に負担のかかる食事を与えると高い確率で消化不良や下痢、嘔吐を引き起こします。
[子犬を引き取った際、フードを与える注意点]
ブリーダーや保護施設などから子犬を引き取った場合、どんなドッグフードを与えていたのかを必ず確認し、しばらくは同じフードを与えるようにして下さい。いきなり新しいフードに切り替えると、子犬にストレスを与えるだけでなく、消化不良の原因となります。
フードを切り替えるときには、最初は今までのフードに少しだけ新しいフードを混ぜ、1週間ほどかけて、少しずつ新しいフードの割合を増やしていきましょう。